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最近、英語で自分の仕事を説明する機会がありました。
建築設備の図面屋です、と日本語ではかなりシンプルなのですが、英語では、
日本語で言っているような意味での、建築設備という言葉がありませんでした。
architectural equipmentとしてもよさそうなのですが、もっと広義の意味になって
しまうようで、結局このように説明をしました。
My job is HVAC & plumbing drafter and designer.
HVACは、Heating, Ventilating, and Air Conditioningの略で、
冷暖房、換気、空調ということです。
plumbingは、配管という意味で、給排水の配管を意味するようです。
drafter and designerは設計製図。
Google.com in EnglishでHVAC & plumbingを検索したところ、
求人サイトの情報などが引っかかってきて、drafterやdesignerの募集が
ありましたから、だいたいこんな翻訳で良さそうです。
I have the deadline for some working drawings in next month
(何枚かの施工図の締め切りが来月あります。)
deadlineという言葉は、締め切りとか納期とかいう意味で使いましたが、
語感がなんだかいやな感じですよね。
dead-line。すごくせっぱつまってる感じがするのは私だけでしょうか。
余談になりますが、ロバート・A・ハインラインというSF作家の、
『夏への扉』というSF小説に、Drafting Danなるものが出てきます。
主人公(ちなみにダンという名前です)の画期的な発明で、『製図家ダン』と
翻訳されていたと思いますが、これが、タイプライターを使って自動的に製図する
機械なのです。使う機械こそコンピューターではありませんが、CADですよね。
この小説が発表されたのは1957年。
この時期にCADの実現を予言しているなんてすごいことだと思いました。 |
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